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テニスボーイの憂鬱を読んだよ

  • 2007-09-17 (月)

 
相変わらずの村上龍節が聞いた、非常に面白い本である。
しかもこの本が書かれたのがボクが生まれて5年後!
それだけに、携帯電話やポケベルの話は一切出てこない(笑)

本のタイトルは、主人公テニスボーイがメランコリー(憂鬱)であると付けられている。
映画アメリカン・ビューティーには今の日本のワーキングプアーが描かれているで退屈な日常からの脱却が爆発的なビジネス改革を巻き起こすを書いたが、実際テニスボーイの憂鬱と基本部分では一致していると思う。

退屈と憂鬱は同じような意味でもあるし、そこから脱却するならそれ相応な苦労も伴う。

ステーキハウス経営のテニスボーイは異常なまでのテニス狂だ。テニスが好きで好きでしょうがない。
つまり退屈な部分を補うためのテニスを村上龍氏は、ここぞと言うほど描写している。
ここは相変わらずの描写能力の高さに絶賛させていただく(笑)

テニスボーイは恐ろしく美しい吉野愛子に恋をしてしまう。あまりにも美しい吉野愛子を愛しすぎてしまうことによりいろいろな物を代償にしてしまう。テニス or 吉野愛子・・・
個人的には部分が上巻で一番好き。
村上龍氏の愛し合う部分の描写がやっぱりうまい。

上下巻なので意外と多いかな?と思っていてもあっという間に読ませてしまうのが村上龍節だ。

是非こらからの秋に呼んでもらいたい。

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